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3行でわかる要点
- CCウォーターゴールド プレミアは拭き取りが軽く広い面向き、ゼロプレミアムは撥水の粒立ちが強く濃色車向き
- 動画では両者ともに「弱点」が指摘され、施工手順を守らないとムラの原因になる点が共通
- 屋外駐車で半年放置前提なら、KURE LOOXレインコートやシラザン50のような耐久重視型も選択肢
超有名コーティング剤の2強、どちらにも弱点がありました。しかもその弱点は、撥水力ではなく「施工のしやすさ」寄りの部分に出ます。
この比較をやっているのは、カーケア系の検証動画を出しているチャンネル「プリ男とジローと🍮」。プロスタッフのCCウォーターゴールド プレミアと、シュアラスターのゼロプレミアムという、カー用品店の棚でいちばん目立つ2本を並べて、撥水の出方や防汚性を実車で見ていく内容です。どちらも「最強」と呼ばれてきた製品。それでも、動画では両方に注意点があると語られています。
洗車後に自分でシュッとやるタイプを探している人ほど、この2本のどちらを買うかで悩むはず。ここでは動画の内容を手がかりに、拭き取りやすさとムラ・シミの出にくさ、そして屋外駐車で半年経ったときに差が出るポイントを整理していきます。
CCウォーターゴールド プレミアは「広い面を一気に拭ける」タイプ
プロスタッフのCCウォーターゴールドシリーズは、洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き上げるだけ、という手軽さで定番になった製品です。その上位版がプレミア。ノーコンパウンドで全色対応、という基本仕様はそのままに、撥水と艶を強めた位置づけになっています。
施工派にとって効いてくるのが、拭き取りの軽さ。液剤が伸びやすいタイプは、ルーフやボンネットのような広い面を一枚のクロスで追いかけやすく、途中で乾いて白残りする事故が減ります。逆に言えば、拭き取り時間との勝負に負けにくい液剤ほど、施工ムラは出にくいということ。日陰でやる、パネル1枚ずつ区切る、この2つを守れるなら扱いやすい部類でしょう。
まとめ買いや2台持ちなら、480mlのつけかえ用が現実的です。ボトルを買い直さずに済みます。
シュアラスター ゼロプレミアムは撥水の粒立ちが強い
シュアラスターのゼロプレミアムは、高撥水と高耐久、そして汚れをブロックする性能を掲げた500mlのコーティング剤。メーカー表記では耐久の目安が約6ヶ月とされています。半年に一度の施工で回していける計算です。
動画でも、水弾きの粒立ちについては強い評価が出ています。ただし撥水が強い製品には共通の宿命があって、水滴が丸く残る=乾いたときにイオンデポジット(水シミ)の芯になりやすいという側面がある。屋根なし駐車で夏場、しかも黒や濃紺のボディとなると、ここが半年後の見た目を左右します。撥水が強いことは、必ずしも「放置していい」とイコールではありません。
濃色車で艶と弾きを最優先したい人。そういう選び方なら、こちらが合います。
半年後にシミが出にくいのはどっち?
答えは「どちらでもなく、駐車環境と施工後の放置時間」です。動画でも両製品の弱点として、施工そのものより使い方に起因する部分が挙げられていました。
屋外駐車で半年後に差が出るのは、次の3点に集約されます。
- 施工したあと最初の雨で、水滴が乾ききる前に流れ落ちるかどうか
- 花粉・黄砂の時期に、上から重ね塗りしてリセットできているか
- 洗車のたびに拭き上げをサボっていないか
つまり、製品の耐久表示より、その間に何回洗車するかのほうが効きます。半年ノーメンテを本気で狙うなら、そもそも設計思想の違う製品を検討したほうが早い。
施工回数を減らしたいならKURE LOOX レインコート
呉工業のLOOX レインコートは、超耐久撥水をうたうボディコート。240mlで、動画の概要でも比較対象として挙げられています。スプレー系の中では耐久寄りのキャラクターで、「毎回の洗車ごとに施工するのは面倒」という人の逃げ道になる一本です。
ガレージがなく、週末しか車に触れない。そんな使い方なら、施工頻度が下がることそのものがメリットになります。詰め替え用が用意されているのもありがたいところ。
スプレー系のデメリットは? 3年耐久のシラザン50という別解
スプレー系コーティングのデメリットは、耐久が数ヶ月単位で、洗車のたびに施工し直す前提になることです。手軽さと引き換えの部分。
そこを一気に飛ばしたいなら、シラザン50のような硬化型ガラスコーティング剤が候補に入ります。耐久3年以上をうたい、超撥水・超滑水を両立させるタイプ。ノーワックスで、ボディだけでなくガラスにも使えます。施工には下地処理と時間の確保が必要ですが、「半年ごとの施工が面倒だから耐久型に振る」という判断は、屋外駐車の人ほど合理的です。
年に何度も洗車できない人。逆に、洗車が趣味で毎回スプレーを楽しみたい人。ここで道が分かれます。
初めての1本なら300ml+クロス付きから
いきなり大容量を買うのは、少し勇気がいります。CCウォーターゴールド プレミアには300mlに2WAYマイクロファイバークロスが付いたセットがあり、最初の1本としてはこれが素直。クロスの質は拭き取りムラに直結する部分なので、専用に組まれたものが同梱されているのは地味に効きます。
軽自動車からミニバンまで、まずは1シーズン試してみる。合えば480mlのつけかえ用に移行すればいい。そういう順番が無駄になりません。
買い分けの基準は「車の色」と「駐車場所」の2軸
迷ったときは、この2つだけ見てください。
白・シルバーなどの淡色でカーポートあり → CCウォーターゴールド プレミア。拭き取りが軽く、施工の失敗が目立ちにくい。
黒・濃紺で撥水の見た目を楽しみたい → ゼロプレミアム。ただし雨のあと放置しない前提で。
屋根なし・洗車頻度が月1以下 → KURE LOOX レインコート、またはシラザン50。
動画では両製品の弱点にも触れられているので、購入前に一度、実際の水弾きと拭き取りの様子を目で見ておくと納得感が違います。カー用品の選び方という点では、ドラレコの上位機と2位機の分かれ目を見た記事と同じで、スペック表の数字より「自分の使い方に合うか」が最後の決め手。
道具にこだわり始めると、次は洗車用のクロスやシャンプーが気になってきます。そのあたりはまた別の機会に。
よくある質問
CCウォーターゴールド プレミアとゼロプレミアム、併用はできますか?
同じ面に重ねるのは基本的におすすめしません。どちらか一方に決めて、施工のたびに同じ製品を重ねるほうがムラが出にくくなります。切り替える場合は一度シャンプー洗車でリセットしてからが無難です。
ゼロプレミアムの耐久はどのくらいですか?
メーカー表記では約6ヶ月が目安とされています。ただし屋外駐車か屋根付きか、洗車頻度がどれくらいかで実際の持ちは変わります。
炎天下で施工してもいいですか?
避けたほうが安全です。液剤が乾く前に拭き取れないとムラや白残りの原因になります。日陰か曇りの日、ボディが冷えている状態でパネル1枚ずつ進めるのが基本です。