- 2026年8月22日
1000Wh帯12機種比較で残った3台|Jackery 1000 NewとDJI Power 1000 V2、そして「型番の見えない1000Wh」の見極め方
9台を実際に買って使い比べた人が、「今、初めての1台を買うな……
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3台を並べた比較で、いちばん長く時間を割かれたのはスノーピークでも、A4サイズに収まる新しい軽量モデルでもありませんでした。1996年から売られ続けているユニフレームのファイアグリル。トップバッターで、しかも約4分20秒です。
この比較をしたのは、アウトドアwebマガジンhinataのチャンネル「hinata TV」の焚き火台比較動画。焚き火ストのキャンプたけしさんが、ユニフレーム ファイアグリル、スノーピーク 焚火台L、トウキョウクラフト マクライトの3台について、人気の理由と推しポイントを解説しています。新顔のマクライトは終盤7:47から。定番の顔がいちばん厚く語られる構成でした。
焚き火台は買ってから「網が低すぎた」「薪がはみ出した」「灰の捨て場に困った」と気づく道具です。ここでは動画の評価を手がかりに、大型モデルとA4サイズ級コンパクトの選び分けを、この3点に絞って整理します。
ファイアグリルは、四角い炉がしっかり深いタイプ。ここが後始末に直結します。燃え尽きた灰が炉の底に溜まるので、火が完全に落ちて冷めたあと、灰捨て場までそのまま運べる。地面に灰が落ちにくいので、芝生サイトや、直火禁止の区画でも扱いやすい構造です。
脚は差し込むだけ。収納すると炉と網が平たく重なり、厚みの薄い1枚になります。動画でも、この単純さと頑丈さが長く支持されている理由として語られていました。ダッチオーブンを載せる前提で選ぶ人が多いのも、この安定感ゆえ。
一方で、付属の焼き網は炉に近い低い位置に収まります。炭火でじっくり焼くなら理想的な距離ですが、太い薪をガンガン燃やしながら調理すると炎が直接あたって焦げやすい。焚き火メインで使うなら、炉の中の火を小さく育てるか、ユニフレーム ヘビーロストルのような別売パーツで空気の通り方を変える工夫が効いてきます。
焚火台Lは逆三角形の器。開けば完成、たためば板という潔さが人気の中心にあります。ただし構造上、灰は下へ落ちます。だからこそベースプレートで地面を守り、炭床で燃焼位置を持ち上げる。SET-112Sのように本体・ベースプレート・炭床がまとまったセットが定番になっているのは、この3点が実質セットで機能するからです。
灰の後始末は、ベースプレートに落ちた分をまとめて処理する流れ。ファイアグリルの「箱に溜める」とは手順が違います。どちらが楽かは、行くキャンプ場のルール次第。
Lサイズの魅力は、市販の薪をほぼ切らずに放り込める口の広さです。40cm前後の薪がはみ出さず収まると、火を育てる作業がぐっと雑にできる。夜、椅子から動かずに薪を足したい人にはこの余裕が効きます。調理に使うなら焼アミやグリルブリッジで高さを段階的に調整でき、ここは大型モデルの特権。
炭火の調理をよくするならファイアグリル、大きな薪で長く火を眺めるなら焚火台Lです。
判断材料はシンプル。BBQ的な使い方の比率が高い人は、深い炉と低い網、そして灰を溜め込める箱型が向きます。逆に、太い薪をくべて炎そのものを楽しむ時間が長い人は、口の広さと開閉の速さが勝ちます。灰の処理も、箱で運ぶか、プレートで受けるかの好み。焚き火台選びは火力の差ではなく、「後片付けの手順」の差で決まります。
軽さと薄さの代償として、入る薪の長さと熾火の量が限られます。
動画の終盤で登場するトウキョウクラフトのトウキョウクラフト マクライトは、収納時にA4サイズ級まで薄くなる軽量タイプ。徒歩や電車で運ぶ、車の隙間に立てて積む、そんな使い方なら強力な選択肢です。ただし市販の薪はそのままだと端がはみ出すことがあり、ノコで短くする一手間が前提になりがち。大人数で囲炉裏のように囲む用途とは、そもそも土俵が違います。
ソロ〜2人で軽く動くならコンパクト、家族や仲間で火を囲むなら大型。ここは面積と重量の素直な話です。
この3つをメモしてから店頭に行くと、迷いが半分になります。夜のサイトで電源も併用するなら、車中泊向けポータブル電源の選び方も合わせて考えておくと荷物の総量が読めます。
焚き火台は、火を美しく見せる道具でもあり、灰を運ぶ道具でもあります。ファイアグリルの箱、焚火台Lの余裕、マクライトの薄さ。並べて語られた3台の性格差は、そのまま次のキャンプの動きやすさに変わります。
焚火台Lは灰が下に落ちる構造なので、地面を守る意味でベースプレートはほぼ必須の位置づけです。SET-112Sのように本体・ベースプレート・炭床がまとまったセットが選ばれるのはこのためです。
深い箱型の炉と4本脚で安定するため、重い鍋を載せる用途で選ぶ人が多いモデルです。使用時はメーカーの示す耐荷重の範囲で使ってください。
概要欄のタイムスタンプでは、ユニフレーム ファイアグリルが0:23〜4:41、スノーピーク 焚火台Lが4:41〜7:47、トウキョウクラフト マクライトが7:47以降です。
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